オイルランタン用ケースは必要? フュアハンドランタンやデイツなどにオススメ!ランタンケース2種類比較レビュー
キャンプの夜は焚き火もいいですが、オイルランタンの柔らかな灯りはとても心地よいものです。
私もペトロマックスやフュアハンドなどのオイルランタンが好きでよくキャンプに持っていきます。
しかし、この手のランタンはほとんど外箱はあるものの持ち運び用のケースが付属していません。
オイルランタンの持ち運び用のケースは専用品から社外品までいろいろありますが、今回2種類のランタンケースを購入しましたので比較レビューしたいと思います。
案外、購入時の外箱もしっかりしているのでそれでも持ち運びできるのですがやはり少し味気ない雰囲気が…専用ケースがあればランタンも保護できますし見た目も外箱よりは良いのでキャンプ時の気分が上がります。
オイルランタン用のケースをお探しの方や外箱でもいいけど専用ケースはどうなんだろう…とご興味のある方の参考になりましたら幸いです。
目次
オレゴニアンキャンパー「モールドシリンダー」とHikenture「帆布製ランタンケース」
私が購入したのは上記2種類のランタンケースです。
購入経緯としては、始めにHikentureの帆布製ケースを購入したのですが、少し気になった所があったので後でオレゴニアンのモールドシリンダーを購入することになりました。
結論として、私はモールドシリンダーの方が気に入ったので、その辺比較しつつ紹介していきます。
Hikenture「帆布製ランタンケース」
帆布製でオシャレな雰囲気のランタンケースです。
価格
私はAmazonにて、価格は¥2380のところタイムセールで¥2080で購入できました。
こちらの商品はよくセール価格になっていてタイミングよければ¥2000以下で買えることもあるようです。
この手の安価なランタンケースはAmazonでも¥1300〜¥2000の価格帯が多いです。
なぜHikentureを選んだのか?
同じような価格で同じような商品は多数ありました。
私がこれを選んだ理由としては…
①メーカー説明が詳しく丁寧
Hikenture…聞いたこともないメーカーAmazonあるあるですね(^^;)
商品の詳細や説明に関しては、商品ページのメーカー説明を見ればほぼ分かります。
②1年保証つき
初期不良はもちろん、1年間の保証が付いているので使用していて不具合があればしっかり対応してくれます。
特にAmazonを介しての保証対応は簡単です。
③おまけのオイルランプ用替え芯付き
ちょうどオイルランタン用の替え芯が欲しかったので決め手になりました(^^;)
Hikentureランタンケース実際使ってみて…
前述した通り、おおよその特徴はメーカー説明に詳しく表記されています。その点は商品リンクよりご確認ください。
以下、私が実際に手元に届いた商品を使ってみて気になったことです。
フュアハンドランタンの場合サイズに余裕あり
ケースが四角い形状なので円柱上のランタンを入れても、隙間が多いのでそのスペースに色々小物を入れることができます。
フュアハンドランタンの外箱よりひとまわり大きいです。
ちなみにフュアハンド276の他、メーカー説明ではデイツの#20・#78にも対応しているとのことです。
燃料ボトルを入れても余裕あります。ボトルはバーゴの定番タイプとそれより細い200mlのものを試します。
こんな感じでどちらのボトルを入れてもまだ余裕あり。
他に蓋の裏にあるポケットに替え芯を入れておくことができます。
このように必要道具一式まとめて入れておけば忘れ物なく安心です。
ジッパーの作りがやや不安
ジッパーでコストカット…これは価格的に仕方ないのかもしれません。
無印ジッパーなのでジッパーの滑りがイマイチです。ランタンの出し入れに必ず開け閉めする部分なのでここはYKK製ジッパーにして欲しいです。滑りもイマイチですが耐久性も少し不安が残ります。
まあ一年保証があるのでそこまで気にしなくてもいいかもしれませんが…
素材はやわらくて保護性は高くないかも…
全面にクッション材がは入っていてある程度の厚みもありますが、しっかりとした芯材が入っていないので、画像のように指で少し力を加えるだけで形が崩れてしまいます。(中にランタンが入ってる状態です。)
他の道具と一緒にボックスなどの中に入れておくには、押しつぶされないように配慮する必要がありそうです。
Hikentureは価格が安くおまけ付き、コスパは良し
実際使ってみてカタログ上では分からなかったデメリットもあるものの、¥2000ほどのランタンケースとしては造りもしっかりしていて、替え芯のおまけ付きとお買い得感はあります。
帆布生地の雰囲気も使い込めばいい雰囲気が出そうです。
オレゴニアンキャンパー「モールドシリンダー」
カモフラ柄などタクティカルなデザインを取り入れた小物やケースを多数販売されている人気メーカー、オレゴニアンキャンパーのランタンケース。
価格
ヒマラヤ実店舗にて定価の¥3300にて購入しました。
格安系ランタンケースよりも高めの価格設定ですが使用感はどうでしょうか…
実際に購入して使ってみたコナログ目線でレビューします。
モールドシリンダーを選んだワケ
Hikentureのランタンケースの保護性が低かったので、しっかりした芯の入ったランタンケースが欲しくなり購入に至りました。
こちらのモールドシリンダーは特にメーカー説明で詳細ありませんが、全面芯の入ったセミハードケースとなります。
完全なハードケースではなく、セミハードって所がポイントです。
モールドシリンダー 実際使ってみて…
こちらもフュアハンドランタンを入れてみてのレビューです。
持ち運びも安心セミハードケース
Hikentureで不安だった保護性能ですが、こちらは芯材の入ったセミハードケース。
こちらは手で押さえても少々大丈夫、柔軟性はありつつも中身を保護する硬さを持ち合わせています。
これなら道具をまとめるときも他の道具に潰されてしまう心配もないでしょう。
特に中身がガラスホヤのランタンの場合積載にも気をつかいます。
ジッパーは信頼のYKK製
出ましたYKK。
ケースからの出し入れに必ず使うジッパー…このケースの要となろうジッパーは信頼のYKK製でございます。
スムーズな滑りと耐久性にも優れているので安心して開閉できます。
色々なギアを見てきましたが、このジッパーをコストカットしている物が意外と多いです。品質を見極める上で大事なポイントだと思います。
あ、オレゴニアンキャンパーでもYKKジップじゃないものもありますよ。ちなみにそのアイテムのジッパーは例に漏れずすぐに壊れました。(全てではないと思いますが…実際あった不具合です)
適度な柔軟性でランタン+αの収納性あり
円柱形のモールドシリンダーにフュアハンドランタンを入れると、四角柱のケースに比べ余分なスペースは少ないです…むしろジャストサイズ。
しかし、セミハードケースということはある程度の柔軟性もあり、少ない隙間のスペースにも小物が収納できます。
私がオイルランタンとセットにしているのは替え芯と燃料ボトル。こちらを実際に入れてみます。
こちらはバーゴのボトルを入れた状態。
一応入ります。そしてちゃんとジッパーも閉まりますがけっこう窮屈です。
円柱状の形も崩れるので少し気になるところ…
こちらはホムセンの200ml燃料ボトル。
窮屈ではありますが、細長いスリムなボトルなので隙間にちょうど収まります。
円柱状の形崩れも気になりません。
私の場合、オイルランタンは日が暮れて寝るまでの間使うので、低燃費のオイルランタンは200mlあれば十分。
というわけで、同梱する燃料ボトルはこちらのホムセンボトルに決定。
あ!ランタン用替え芯は底に入ります。あと私は入れてませんがライターも同梱できそうです。
Hikentureもオレゴニアンもどちらも必要な道具は1セットで持ち運びできそうです。
ミリタリー調の見た目がカッコイイ!
オレゴニアンキャンパーの商品は迷彩柄などミリタリー調のデザインのものが多いです。
私も他にシートやケースなどオレゴニアン商品は持ってますが、どれもオシャレなデザインです。
こちらのモールドシリンダーはリアルツリーカモですが、他にも数種類のカモフラ柄がラインナップされておりどれもカッコイイですね。
オイルランタンケース迷ったらコレ!モールドシリンダー
細部まで造りも良く、中身をしっかり守ってくれる保護性も高い。オイルランタンの必要道具も一式収まるカッコイイランタンケースです。
フュアハンドランタン276に関しては問題なく収納できました。オイルランタンは他にも複数サイズありますので購入の際はご注意を。
価格はこの記事を書いた2021年6月時点で定価¥3300です。
ランタンケースはあった方が良い!
Hikenture「帆布製ランタンケース」、オレゴニアンキャンパー「モールドシリンダー」の2種類実際使ってみました。
せっかくの雰囲気の良いオイルランタンなので、購入時の外箱もいいですが専用ランタンケースも良いと思います。もちろんケースとしての保護性もあるので実用的にもあった方が良いです。
ランタンケースは色々ありますので選択肢も非常に多く迷います。
今回は2種類のランタンケースご紹介しました。実際に私が使ってみての感想ですが、皆さんのランタンケース選びのご参考になりましたら幸いです。
別々にレビューした方がよかったぐらい長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました(^^;)