ソロキャンプにちょうどイイ! ピコグリルVS TokyoCamp焚き火台

ソロキャンプのメインといえばやはり夜の焚き火ではないでしょうか?

ゆらめく炎を眺めながらゆっくりと酒を飲む…時々爆ぜる薪の音や焚き火の暖かさ、ふと空を見上げると広がる満点の星空…まさに男のロマンw。

そんな最高の時間に、お気に入りの焚き火台があれば何も言うことはありません。

ピコグリルとTokyocamp…見た目そっくりな2つの焚き火台、購入経緯

私はバイクでキャンプに行くことが多いので軽量でコンパクトな焚き火台を好んで使用します。

その中でもよく使っている焚き火台の一つは、画像左側の「ピコグリル」です。

収納も薄くコンパクト、軽量でよく燃え調理もできるとても使いやすい焚き火台で人気が出るのも納得です。私自身購入から約5年ほど経過しますが非常に気に入ってます。

そしてつい最近セールに釣られてまんまと買ってしまった、画像右側の「東京キャンプ焚き火台」。

ピコグリルそっくりなピコグリルタイプの焚き火台です。ピコグリルタイプ焚き火台は多数販売されてますが、東京キャンプの焚き火台はレビューでも高評価が多数で、メーカー保証もあり安心感があります。

私が釣られてしまった要因としては、ピコグリルより重いけど頑丈だということ。

ピコグリルは軽量ですが、フレームも細く火床がペラペラに薄いので5年も使ってるとそろそろ限界が近いのではと思い、予備のつもりで東京キャンプ焚き火台をポチりました。

 

ホントにそっくりな2つの焚き火台ですが、実際使ってみるとちょいちょい細かな違いが気になりました。

今回は最近購入したばかりの「東京キャンプ焚き火台」をメインに、「ピコグリル」と比較しつつご紹介していきます。

価格…ピコグリル¥14000、東京キャンプは¥4980…安っ!

オリジナルのピコグリルは超人気のため価格が高騰してますが、正規の価格は税込¥14000とのことです。(2021年6月)

対して東京キャンプ焚き火台は¥4980!私はAmazonタイムセール時に購入したのでさらに安い¥4183でした。

形はそっくりな2つの焚き火台ですが、この価格差は大きいですね。

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東京キャンプ焚き火台を実際に使ってみて

主な仕様はメーカー広告通りなので、実際使ってみて私なりの感想です。

メリット

①ウルトラライトとは言えないが軽量な方…

重量は965gということですが、ピコグリルの2倍ほど…ピコグリルと比較すれば重いけど、一般的なソロ焚き火台としては軽量な方だと思います。

徒歩や自転車などでのULキャンプには不向きですが、一般的なバイクや車でのソロキャンプではこの重量なら軽い方です。

 

②耐久性が高そう

耐久性が高い…と言いたいところですが、まだ一回しか使ってないので高そうってことにw。

ピコグリルに比べ重量は重くなりますが、その分フレーム・火床ともに厚みがあり耐久性が高いと思います。

実際焚き火でデカめの薪を載せた時もグラつくことはありませんでした。

スピット(五徳)もピコグリルより太くダッチオーブンなど重量物を載せてもしっかり支えてくれそうです。

 

③長い薪も載せやすい

けっこうこのメリットは大きいです。

40cmほどの木を載せてみました。

私は他にも多数焚き火台所有してますが、ソロ用のコンパクトなものだと長めの薪や焚き木が載らないこともあります。焚き火台のサイズに合わせてカットするのもなかなか面倒です。

Tokyocamp焚き火台(右)はピコグリルに比べて平ら。展開時横に長く火床が板状なので、長い薪も安定して載せることができます。焚き火台に合わせて細かくカットする必要もなく、大きめの薪で大きめの焚き火をすることもできます。

キャンプ場によってはやたらと長い薪が売られてたりしますが、こちらの焚き火台では少々大丈夫でしょう。

④よく燃える

ピコグリルでも同じですが、鉄板にスリットを入れて浮かせただけの単純な構造に見えますが実によく燃えます。

薪も載せやすいので寒い時期などはガンガン燃やして暖を取れます。

 

⑤安心のメーカー保証

90日のメーカー保証がありますし、Amazonでの購入なら返品・交換も簡単です。

ピコグリルタイプの焚き火台は数多く出回ってますが、Tokyocampの焚き火台は商品紹介も詳しく、レビュー記事などでも高評価が多いので安心感があります。

⑥スピット(五徳)付きで調理もOK!

初めから2本のスピットが付属してます。このスピットもピコグリルのものより太く、ウインナーを突き刺すには向いてませんが、ダッチオーブンなど重量級の鍋もしっかり載せることができます。

メーカーでは耐荷重10kgテスト済みということです。

ただ標準のフレームはこのように高さがあるので、調理をするなら別売りオプションの3cm低いフレーム(¥1280)があった方がいいかも…

私は焚き火本体の価格の割に高いオプションだと思い買ってません(^^;)

デメリット

と、なかなか優秀なこちらの焚き火台ですが、ここからはデメリットな感想です…

①組み立てが面倒…というかやりにくい


こちらはピコグリルのパーツ。

ピコグリルは各パーツが連結しているので、開くだけと組み立ても簡単です。

 

一方こちらの東京キャンプは各パーツがバラバラなのでそれらを組み合わせる必要があり、焚き火台の形にするまでの途中で何度か組み合わせたパーツが外れバラけてしまうことがありました。

組み立ての手順は簡単なのですが、焚き火台の形にするまでの手間が少し面倒です。

 

②収納時完全にフラットにならない

ピコグリルに比べて、ステンレス板に厚みがあるため、フレームと火床の曲がりが伸びずに収納袋に入れても真っ平らになりません。


言葉で説明しても伝わりにくいと思うので画像をご参照下さい。

この微妙な曲がりがあるおかげで、付属の収納袋にもかなり収納しにくいです。

そしてボックスやバッグの中でもかさばります。

 

ファーストインプレッションでのデメリットはこれぐらいかな…

ピコグリルに比べて使いにくい部分がありますが、価格差を考えるとこれらのデメリットも気にならない程度のものですね。

総評…コスパ良し コンパクトで使いやすいTokyocamp焚き火台

以上Tokyocamp焚き火台をご紹介してきましたが、価格と品質のバランスが良く、コンパクトながら上記メリットで挙げたように使いやすくオススメできる焚き火台です。

スピットも付属しているので調理もでき、大きい薪も載せれるのでソロでもファミリーでもしっかり暖を取れます。

Amazonではよくタイムセールもやってます。気になる方はチェックしてみて下さい。

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おまけ…ピコグリルもスゴイ

今回はTokyocamp焚き火台をメインにご紹介しましたが、5年ほどピコグリルを使ってきました。

主に軽量コンパクトなパッキングをするキャンプや野営で使用してます。こちらも言うまでもなく名品ですが、ホントに軽量で、薄くコンパクト。けっこう使い込んでいますが、火床のステンレス板もかなり薄くペラペラなのに目立つダメージはありません。

耐久性を心配して今回Tokyocamp焚き火台を購入しましたが、まだまだピコグリルも大丈夫そうです。

万が一、火床のステンレス板が消耗しても、替えの火床だけ販売されています。

そう考えるとやはりオリジナルのピコグリルはよく出来た焚き火台だと改めて思いました。

少々お高いかもしれませんが、オリジナルの良さもあり所有感や愛着も湧きますので、長く使うのであればこちらも推します(^^)

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ピコグリルのメーカー価格は現時点では¥14000です。転売価格にご注意を。

 

キャンプギアを選んでいる時も楽しいですよね、数ある焚き火台選びのご参考になりましたら幸いです。