キャプテンスタッグ「ボルディーウォータータンク」の弱点を克服!
先日ご紹介したキャプテンスタッグの「ボルディーウォータータンク」
ミリタリー調のデザインがカッコイイ水タンクですが、いくつか問題がありました。
商品レビューを見ていても特に水漏れのトラブルが多いようです。
実際私も購入したところ、水漏れ以外にも気になる不具合ありました。
以下、不具合と気になったポイント…
- 新品箱だし状態で、タンク内に削りカスが入っていた…
- コック(蛇口)のレバーが開かない、水を出せない…
- 水漏れは確認できないものの、貧弱なパッキン類…
今回はこれら問題となる弱点を克服し、安心して使えるように改善を試みます。
キャプテンスタッグ「ボルディーウォータータンク」
サラッと商品紹介です。
私はAmazonにて購入しました。
ミリタリー調のオリーブカラーがめちゃカッコイイです。
今回の記事は「弱点を克服」というタイトルですが、弱点ありきでこの見た目だけで買ってよし!
弱点を克服していく…
では前述した弱点について、一つずつ対処していきましょう。
タンクの削りカス!
タンク内に入っていた削りカス…おそらく空気抜きの穴を開けた削りカスでしょう。
カスは全て取り出して、中身を中性洗剤で洗浄しておきます。
新品でもしっかり確認して一度洗浄することをおすすめします。飲料水として湧き水や温泉水を汲む場合は特に注意が必要です。
この手間自体は問題ないのですが、こんな削りカスが残ったまま出荷されている…日本製を謳っているだけに残念です。
コックのレバー位置修正
コックはレバーがねじ込み式になっていて、レバーをひねると開栓する仕組みになってます。
レバーは上にひっぱると簡単に外れます。
こういう感じのねじ込み式になっています。
レバー裏側はこうなってます。
かなり見づらいですが、レバーを開閉すると白いストッパーの部分が上下して水を出したり止めたりします。
この開栓レバーの向きが逆?になっていて、購入当初レバーをひねっても水が出ませんでした。
言葉で伝えにくい…(^^;)
レバーを外して水が出る位置に調整し直しました。
たまたまこの個体がハズレだったのかもしれませんが、削りカスといいレバーといい出荷前の点検きっちりやって欲しいところです(^^;)
水漏れ?パッキンの確認と交換
レビューでも多かったコックの水漏れについて検証します。
水を入れたタンクを立てて、1時間放置…
結論から言って、新品の状態では水漏れはありませんでした。
最初から付いているパッキンはこんな感じの発泡素材のものです。
見た目からもゴムパッキンに比べて耐久性は低そうです。
この発泡パッキンが問題視されていますが、新品状態では水漏れはありませんでした。
使っているうちに劣化していくかもしれませんが、このままでもいいと思います。
ちなみに私が長年使っているよく見かける水タンクのフタを確認したところ、同じ発泡素材のパッキンでした(^^;)
問題のパッキンはそのままでも大丈夫そうなんですが、せっかく買ったゴムパッキンも試してみましょう。
こちらのパッキンはAmazonではウォータータンク購入時あわせ買いに表示されてます。必要ならあわせ買いがオススメ。
コックはパッキンを固定しているプラスティックのナットを外せば簡単に分解できます。
工具がなくても手で緩めることができました。
このゴムパッキンは3mmとなかなか厚みがあります。
サイズがぴったりなので、フタ裏にゴムパッキンをはめるだけ。
次はナット裏のゴムパッキンを取り付け。
2つのゴムパッキンを取り付けました。
これで水漏れが予想される部分は、ゴムパッキン化できました。
初めに付属している発泡パッキンは使いません。
ナットを取り付けて完成!
こちらも1時間の水漏れテストやってみましたが全く問題なし。
ゴムパッキンだと発泡パッキンより耐久性も高そうです。
パッキン類は価格も安いのでとりあえず買っておいても良いと思います。
水漏れに関して検証してみましたが、購入時の状態で付属している発泡パッキンでも問題ありませんでした。
作業も簡単で価格も安いのでゴムパッキンに交換するのもアリ。
私は試しに漏れるまでは発泡パッキンを使ってみます。また追って状況を報告したいと思います。
まとめ
やや難ありのキャプテンスタッグ「ボルディーウォータータンク」でした。
私が購入した個体がたまたまハズレだったのかもしれません。手間はかかりましたがとりあえず問題なく使える状態にはなったので、これからじっくり使い込んでいきます。
他メーカーのミリタリー系ウォータータンクも数種類ありますが、キャプスタのものは価格が安く、大きいフタがあり、四角いスリムボディとメリットも沢山あります。
何よりこの見た目のカッコ良さ…少々のデメリットは気にせずポチりましょう(^^)