熱反射の効果は絶大!『焚き火リフレクター』真冬もヌクヌク暖房いらず

こんにちは、コナログアウトドアこなきちです!

私はほぼ月1ペースでキャンプに出かけますが、キャンプでの楽しみの一つが「焚き火」です。

焚き火で暖を取ることはもちろん、調理したり、炎のゆらめきを眺めてのんびりお酒を飲んだり、焚き木を拾い集めたり、そしてお気に入りの焚き火台を選んだり…焚き火だけでもいろんな楽しみが生まれます。

今回はそんな焚き火の楽しみをさらに充実させてくれるギア「焚き火リフレクター」をご紹介します。

この焚き火リフレクターは小型のウインドスクリーンとは違い、大型で防風効果も高く熱の反射効率も高いので真冬でも暖房いらずの暖かさで快適に焚き火を満喫できます(^^)

焚き火リフレクター 別メーカーで2サイズ購入


40cmと60cmの2サイズ購入しました。

・40cm「NOCNEX」 ¥2599
・60cm「キャンプグリーブ」 ¥3096

どちらもAmazonにて購入。(価格は購入時の値段です。)

キャンプグリーブのケースのはメーカータグが縫い付けられています。
どちらも商品名に大型風防板と明記されています。つまり大型のウインドスクリーンってとこでしょうか。

キャンプグリーブは日本メーカーで保証やサポートがきちんと明記されていて、この手の商品では高評価が多く信頼性も高いようです。

一方NOCNEXは中国メーカーで評価数もほとんどありませんでした。

ただどちらの商品も中国製と表記があります。
アウトドア用品でもよく見かけるメーカー違いの類似品ですね。

2つ共キャンプグリーブの物を購入するつもりでしたが、在庫切れのため40cmはNOCNEXをチョイス。

 


材質はどちらも同じ亜鉛メッキ鋼板。
ギラギラした見た目がいかにも反射効率高そうです。

写真では分かりにくいですが、2種類の表面の質感が微妙に異なります。
この表面仕上げの違いは、実際使ってみましたが全く差がないように感じました。

 


40cmと60cm平置き。
高さは違いますが幅はほぼ同じです。

ちなみに重量は…

  • 40cm  1.35kg
  • 60cm  2.0kg

数値的にはこのような差があります。
手に持った感覚としては、材質のせいもありどちらもズッシリしています。徒歩・自転車キャンプで持ち運ぶのはしんどそうです。

ただ重さの割にたたむと薄く収納できるので、バイク・車での積載はしやすいですね。

 


今回ご紹介した2つのメーカーの物は、画像のようにリングを通せる穴が空いてます。
リングも数個付属しています。

他のメーカーでも類似品は多数ありますが、リングを通す穴が空いていない物もありますのでご注意を。。

このリングは上下に取り付けできるので、ペグとロープで固定すれば風による転倒を防ぐことができます。

リフレクター自体の重量があるので一応自立はしますが、安全のために固定することをおすすめします。

 


鋼板の端は鋭利なので手が切れないようにバリ取りした方が安全です。
キャンプグリーブは耐水ペーパーが付属していました。細かい気づかいが好印象のメーカーですね。

面倒ですがせっせとヤスリがけしましょう(^^;)

 


焚き火台を置いて、2種類並べてみました。

並べてみると20cmの差はけっこう大きいですね〜。
焚き火台はスノーピークの焚き火台Sです。

ソロでコンパクトに展開するなら40cmかな…

 

フィールドテスト リフレクター2種焚きくらべ


というわけで、自宅から3分のリバーサイドサイトへ到着!
こちらで実際に焚き火をやってみようと思います。

 


今回はこの実験だけなので、最低限の焚き火セットを持ってきました。
意外といい場所だったのでゆっくりコーヒーなんか飲んでみたいです。

せっせと焚き木を集めてスタンバイ。
手前のチェアに腰掛けて、焚き火台との間で胸元の高さに温度計をセッティングしました。

この環境で焚き火をやって、2種類のリフレクターを比較してみます。

実験結果

  • 画像左 焚き火なし 外気温12℃
  • 画像右 焚き火のみ 外気温19℃

 

  • 画像左 リフレクター40cm  37℃
  • 画像右 リフレクター60cm  40℃

リフレクター効果は絶大!

実験結果として、サイズに関わらずリフレクターの有無でかなり温度差がありました。
どちらも設置した瞬間から一気に暖かさが…いや、熱気が伝わってきますw。
温度計の数値が反映されるまで時間がかかりましたが、体感としては即効果あります。

気になる40cmと60cmの差ですが、数字にはほとんど差はありませんが、私の主観的な体感としてサイズが大きい方が暖かかったです。
リフレクターの高さ以上の部分は、外気の寒さも混ざってくるように感じました。

バイクキャンプがメインだと、持ち運びを考えて40cmの方でいいと思います。

焚き火を盛大にファイヤーすれば60cmだとかなり暑いですね(^^;)
また今回は焚き火で試しましたが、ヒーターやストーブの暖房も効果的に使えます。

(途中の風の状況や、焚き火の炎が不安定なので温度の数値はご参考までに。)

結論 焚き火セットの新レギュラー誕生!

今回ご紹介した2種類の焚き火リフレクターは、別メーカーになりますがケース・本体ともに大きな品質差はありませんでした。

Amazonで類似品が多数ありますが、付属品・リング穴の有無などの違いがあります。
お選びの際は、風対策でペグダウンできるようリング穴のあるものがオススメです。

また性能としては、「大型風防板」という意味では薄い鉄板なので風に煽られて倒れやすいので、特に風が強い日はペグ・ロープでの固定が必要になってくると思います。

どちらかと言えば反射板効果の方がメインでしょうか。
実際使ってみても、焚き火のそばに設置した瞬間から暖かく熱反射の効果はかなり高いといえます。
布製のリフレクターも雰囲気があり良いですが、熱反射の観点ではこちらの圧勝です。

私が購入したものはこちらです↓ (サイズ各種あり)

価格的にも¥2500〜¥4000程と安価で、重量はありますが畳めば薄くてコンパクト、設置も簡単で効果絶大…
買わない理由はありませんw。焚き火のお供にオススメです。


大げさではなく初めて体験するとビックリしますよ(^^)