進化したダイワのソフトクーラー!「ソフトクールEX1500(15L)」ソロキャンプにちょうどイイ!

当ブログでも時々紹介しているクーラーボックスですが、今回新たにソフトクーラーを購入しました。

ハードやソフトなど材質も様々ですが、1泊キャンプ程度なら保冷力そこそこのソフトクーラーで十分だと思ってます。


ソロキャンプではそれほど大きい容量のクーラーボックスは不要で、私は5L程度の超小型から20Lサイズのクーラーボックスを数種類使い分けてます。


最近ではダイワソフトクール800(8L)、AOクーラー12パック(11L)、シアトルスポーツ19QT(18L)の3種類のソフトクーラーをよく使ってます。

そして感じていたことが、8や11Lではちょっと小さく…18Lはちょっと大きいかな…と。
という訳で、今回はその間の15Lサイズを選びましたw。


ダイワ「ソフトクールEX1500」
釣具メーカーDAIWA!
サイズ感はもちろん、保冷力・使い勝手など性能も文句なしのソフトクーラーです。

長年キャンプをしていると、知らないうちに増えてくるアイテムの一つでもあるクーラーボックスですが、実戦を積み重ね、ついにその沼から抜け出す光が見えてきました。

旧モデルのソフトクール800についても過去記事UPしてます。

旧モデルを使い込み、色々メリットも実感してます。
その点も含め、進化したソフトクールEXについてレビューしていきます。

釣具メーカーDAIWAのソフトクーラー

ソフトクールEXは、釣具メーカー「ダイワ」のソフトクーラーです。
メーカーHPはコチラ)


EXは2022年に旧「ソフトクール」の進化版として発売されました。
旧モデルが2020年に発売されたので、2年でのモデルチェンジですね。

以下ダイワHPより引用

品番 容量
(ℓ)
自重
(kg)
内寸
(cm)
外寸
(cm)
メーカー希望
本体価格(円)
JANコード
モカ マスタード ブリック
EX4500 45 1.9 48×32×27 51×35×30 15,600 4550133243646 4550133243653 4550133243660
EX2600 26 1.6 41×30×25 44×33×28 12,200 4550133243677 4550133243684 4550133243691
EX1500 15 1.2 31×20×25 35×23×28 10,200 4550133243707 4550133243714 4550133243721
EX800 8 0.9 22×15×25 26×19×28 8,800 4550133243738 4550133243745 4550133243752

※サイズ表示は、横×縦(奥行)×高さです。
※内寸は一番狭い所、外寸は一番広い所です。
※自重はクーラー本体のみの重量です。

サイズは4種、カラーは3種のラインナップ。
価格は旧モデルに比べ値上がりしてます。

保冷力の向上・デザイン面の変更以外、折りたたみ方式や取り外しできるインナーなど基本的な機能は旧モデルを継承しています。

気になるお値段は??


私が購入したのは15Lサイズの「ソフトクールEX 1500」
Amazonにて約¥7000で購入しました。(2023年12月)

旧モデルに比べ値上げされたので、以前のようなリーズナブルさには欠けます。

ちなみにサイズ感を確かめたくて、近所の釣具店を回りましたがどこにも現物はありませんでした。

実際に手にして感じたメリット

価格帯も安くはないですし、信頼できるダイワの製品なので、メーカーHPにあるように基本スペックとしては、保冷力含めて全く問題のないバランスの良いソフトクーラーです。


私は旧モデル「ソフトクール800」は約2年使用しています。これが思いの外使いやすく今ではすっかりレギュラー入り。

新型でもその特徴を継承しているので、実際ソフトクールシリーズを使い込んでいるユーザーとして感じるメリットをご紹介します。
(カタログ上の特徴ではなく、実際使っているユーザーとして私自身感じたメリットです。)

ガバッと開いて出し入れしやすい!

何よりまずクーラーボックスという道具としての使いやすさです。


大開口で中身の出し入れに全くストレスを感じません。
そして細かい物も探しやすいです。


後述しますがソフトクール本体は、ソフトクーラーながら適度な硬さがあります。
フタ部分も硬くコシがあるので、フタを開くときもフニャッとならずガバッと開きます。

 


そしてジッパーの位置が本体上部ギリギリにあるので、クーラーの中いっぱいまで物を入れやすいです。

何気ないポイントですが、他のソフトクーラーと比べてみて「あ、使いやすいな。」と感じました。


このAOクーラーは12パックサイズ(約11L)でソロならこれだけでも使えるサイズですが、開口部ジッパーが一直線なので保冷力は高いでしょうが、出し入れしにくく中も探しにくい…使いにくいと感じます。

クーラーとして実用する際に、ソフトクールの開口は大きなメリットです。

ソフト?ハード? いや、セミハード!

ソフトクールシリーズはソフトクーラーということですが、本体に適度な硬さがあり、この硬さが使いやすさにとても貢献しています。


本体を構成する壁面の断熱材厚さは20mm、底面に関しては30mm厚底断熱材採用ということで全体的に厚みがあります。
適度な硬さがあり、フタを開けてもしっかり箱の形を維持しているので物を入れやすく、どこでも置きやすい。
さらにある程度の柔軟性もあるので、ハードクーラーより大雑把に中身を詰めやすいです。

ちなみに旧モデルは壁面断熱10mm、底面20mmだったので、各10mm厚みが増して進化しています。


またこの硬さがあることで、多少の重量物を上に乗せても潰れることはありません。
なんとソフトクーラーなのに耐荷重があるという…これは積載時にメリットがあります。

前述したフタの開けやすさにも繋がってますし、この適度な硬さがもたらすメリットは大きいと感じます。


これでしっかり折りたたみもできますから驚きです。(あまり…いや、一度も折りたたんだことはありませんが。)

ソフトとハードのいいとこどり…まさにセミハードクーラーと呼んでもいいのではないでしょうか。

落ち着いたデザイン・カラー


こちらのカラーは「モカ」という落ち着いたサンドカラーです。実物はグレーに近いです。
道具として見た目もカッコイイ!

他にもオレンジ系・イエロー系とありますが、落ち着いたミリタリー感あるこのカラーが一番気に入りました。

旧型と同様にシンプルで機能的な四角い形と控えめなメーカーロゴ。


しっかりとしたパット付きショルダーベルト付属。
もちろん不要であれば取り外し可能。

ソロにピッタリ15Lサイズ!

ソフトクールシリーズは4サイズ選べますが、15Lサイズはソロキャンプにちょうどいい大きさです。
カタログ上は600mlペットボトル14本ということです。


実際に冷蔵庫にあるものを適当に入れてみました。
ソロキャンプにしては少し少ないかもしれませんがご参考までに。

 


これぐらいの量のだとまだまだ余裕あります。上蓋には保冷剤を入れてます。
開口部が大きくて四角い形なのでとても出し入れしやすいです。

中身の量はその時の食事にもよりますが、私の場合1泊キャンプで夜〜朝の2食分+ドリンク程度なので十分です。

キャンプでは8・11・19・22Lあたりのクーラーを使ってきて出た答えが15Lと個人的には思ってます。(バイクツーリングなどは別)

 


そしてクーラーボックスの使い方としてオススメなのが、クーラーの2個使いです。
大きなクーラーボックスは邪魔になるので、量が多い場合も食料と飲料に分けるなどすれば小型クーラー2個にすれば収まります。

ソフトクーラーであれば用が済めばコンパクトに畳むこともできます。


ちなみに私がオススメするサブクーラーはこちらのサーモス5L!
ホントに便利なので長年愛用してます。後日記事UPします。

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サーモス(THERMOS)
¥1,730 (2024/10/13 00:05:12時点 Amazon調べ-詳細)

 

保冷力キープの秘密…厚底&ゴム脚付き


クーラーボックスは地熱からの影響を受けやすいのですが、その点底面断熱30mm(壁面20mm)としっかり対策されています。


またしっかりとしたゴム脚が付いていて、本体底面が地面に接触しません。
地熱の影響も減りますし、汚れから守るという点でも気兼ねなくどこにでも置けます。

さりげない特徴ですが、ユーザー目線的にありがたい装備です。

ちょっと気になるところも…

デメリットだけではないのですが、少し気になった点も…

表面生地の変更

新旧並べてみて表面生地が変わっています。


旧型はツルッとしたPVC素材、新型EXは少しザラついた素材…

メーカーHPに表面生地に付いての記載がなく、一部ブログ等で「布」という記載もありましたw。

しかしこの点はご安心を…商品タグにちゃんと記載されていました。


外生地:PVC +高強度ポリエステル

「布」ではありませんw。
道具として多少雑に扱っても、摩耗や衝撃に強い素材なので安心できます。


キャンバスコットン風の見た目なので、布っぽく見えるかもしれませんが、表面素材の変更は正常進化です。
汚れても拭き上げや丸洗いできます。


雰囲気はAOクーラーの素材に似ています。

高強度な機能性はもちろん、カジュアルな雰囲気で個人的にこの素材感は好みです。

安くはない価格設定

旧型ソフトクールはリーズナブルな価格で、コスパの高いソフトクーラーとして紹介しましたが、EXはお値段の方もグッと進化してしまいました。

私が購入した15Lサイズで約¥8000前後、小型の8Lでも¥6000台となってます。

これでもダイワの信頼性と、各機能性を考えれば高くはないんですけど、旧型と比較するとどうしても高くなったな…という印象です。

YKK…ではありません


残念ながらジッパーはYKKではありません。

旧型と同様の無印ジッパーです。
使用感は悪くはないんですけど、よく開閉するパーツなのでここはYKKを使ってほしい。

 

バランス良し!長く使えるソフトクーラー

ソフトクーラー界も今のキャンプブームで様々なメーカーから発売されてます。
売れ筋商品はマーケティングの上手さに左右されるので、本当の商品の良し悪しは隠れていたりします。

ソフトクールEXシリーズは、釣具メーカーダイワが「ハードクーラー開発半世紀の技術を惜しみなくソフトクーラーに投入。高保冷でコンパクト折り畳み可能なソフトクーラー」と自信を持って売り出しています。確かに機能性や品質についてはほぼ文句はないです。

価格に関しても他メーカー競合品に比べると、同等か安いぐらいなので、トータルバランスで見るとコスパは高いと言えそうです。

地味なHPで売り方も不器用な釣具メーカーのソフトクーラーですが、質実剛健でなかなか良いですよ。