OLIGHT(オーライト) Array 2 Pro ヘッドライト 圧倒的赤色LEDの威力を見よ! 

先日数年ぶりに、ヘッドライトを新調しました。

あまり動画では触れてませんが、私は光り物(ライト類)が大好きです。

LEDライトが主流になりかなりの年月が経ちますが、一年ごとの進化がすごいですよね。
毎回ライトを新調するときはワクワクします。

私の場合特にヘッドライトを使うことが多く、釣りや野営など実用性にこだわって選んでます。

今回選んだポイントは色々ありますが、最も重視したのが赤色LEDの明るさです。

釣りでは魚の警戒心を刺激せず、野山などフィールドでは虫が寄りつきにくいなど、赤色LEDのメリットは非常に大きいです。


OLIGHT(オーライト) Array 2 Pro

2022年発売の比較的新しいモデルです。

赤色LEDの最大照度が200ルーメンと赤色LEDを搭載するヘッドライトの中でも飛び抜けた明るさ。もちろん、広角・スポットの明るさやUSB充電など基本性能としてもハイスペックなヘッドライトです。

しばらく使ってますが、とても使いやすく外遊びでのメインライトとして活躍中です。

 

基本スペック

基本スペックはメーカーHPをご参照ください→https://www.olightstore.jp/olight-array-2-pro.html

本体サイズ 61mm*31mm*24.5mm
重量 135g (電池とヘッドバンドを含む)
充電方法 Type-C充電ケーブル
満充電時間 5時間(5V, 1A)
防水規格 IPX4
耐衝撃 1m
LED 赤LED+白LED
センサー検出距離 50mm以内

 


ライト本体サイズはコンパクトで、バッテリーと別体型なので、頭に装着した時にもバランスが良いです。

重量は135gということで平地を歩いている分には気になりません。


バッテリーは防水キャップを外してUSB-Cケーブルで充電できます。
直接USBで充電できるのは非常に楽です。電池式には戻れません。

 

気になる光量はご覧の通り。

スポットハイモードで最大1500ルーメン。
MAX照度を実用で使うシーンはあまりありませんが、これだけの明るさがあるのでフラッシュライトを持っていく必要がなくなりました。

そして注目すべきはレッドライトの明るさ!
赤色LEDでMAX200ルーメン!これだけ明るいレッドライトのヘッデンは他にないかと思います。

光量は各モード3段階、無段階調節ではないので光量の選択肢は少ないですね。

細かいスペックはメーカーHPでこ確認ください。

 

購入・価格

2023年6月時点ではメーカー価格¥11,395。

Amazonタイムセールなど、もう少し安く販売されることもあります。

ペツルやブラックダイヤモンドなど有名メーカーと比べても価格的だけ見ると高価です。
ただ、スペックや使いやすさは断然Array 2 Pro の方が上。この価格も妥当なところだと思います。

 

良かった所

Array 2 Proは耐久性・防水性・バッテリー容量などなどハイエンドなヘッドライトらしく、基本スペックは高いので様々なメリットがあります。

ライト選びにおいて、重視するポイントは使い道や趣味性や価値観によって人それぞれです。

ここでは私が実際フィールドで使ってみて感じたことをレビューします。

私の使い道としては、夜釣り・キャンプ・ウォーキングなど実用使いがメインです。

夜のウォーキングはほぼ毎晩なので、使用頻度は高いです。

明るい赤色LED

冒頭に述べたように、今回最も重視した点が赤色LEDの明るさです。


Array 2 Proは赤色LEDの最大照度が200ルーメンとヘッドライトの赤色LEDとしては現状トップクラスの明るさです。

光量は3段階調整ですが、low45ルーメン、mid100ルーメン、hi200ルーメンとなってます。
lowでも通常ヘッドライトの赤色LEDよりもかなり明るいです。

 


実際夜の河川敷で照らしました。カメラの性能によるので画像の明るさは参考までに。

非常に明るく赤色LEDだけでも十分ナイトハイクできる明るさです。
また、照射範囲も広角なので実用的な使いやすさです。

ほぼ毎晩のウォーキングは真っ暗な河川敷の堤防路で草が多く虫もたくさん飛んますが、赤色LEDだと顔面直撃は皆無。lowモード使用でも路面は十分明るく照らすことができ、犬のフンを踏んでしまうこともありません。

また、夜釣りでは灯りのない真っ暗なポイントでも、あまり魚に警戒心を与えることなくラインを確認できます。赤色でも明るいのでそのままラインを結ぶこともできます。

思った以上に実用性の高い赤色LEDの性能に大満足です。

USBで楽々バッテリーチャージ

今回のヘッドライト選びではUSB充電ができる点も重要視しました。


バッテリーケース裏のキャップを外して、USB-Cポートに接続するだけで簡単チャージ。

ケースからバッテリーを外す必要がなく、この手間のなさが最高に楽です。

 

ワイド・スポットも実用的

白色LEDの照射モードは、ワイドとスポット(ワイドとのミックス)の2モード。


主に近距離で使うワイドモードも広角で、首を動かさなくても広範囲を照らしてくれるので楽。
手元の作業ではlow50ルーメンでも十分な明るさです。

 


スポットはワイドとのミックスでとにかく明るい。MAX1500ルーメンもあるので、真っ暗な山奥の闇を切り裂くパワーがあります。
野営などで周囲の様子を確認することがあるので、これだけの明るさがあることは心強いです。

 


スポットで照射しました。
画像では上手く表現できませんが、実際はもっと明るいです。明るさに関してはYouTubeなどの動画の方が分かりやすいです。

赤色LED以外にも、白色ワイド・スポットも実用性が高く使いやすいです。

 

ワンボタン&モーションセンサーで簡単操作

Array 2 Proの操作はライト上部のワンボタンのみ。


ワンクリック・ダブルクリック・長押しなどの操作でモードや光量を切り替えることができます。
こういうライトのボタン操作に慣れている人ならワンボタンで操作も簡単です。

 


またライト正面にあるセンサー部分に手をかざすと、モード切り替え(スポット・ワイドのみ)と光量切り替えができます。

センサーの感度も良く、グローブを付けた状態での操作も可能でした。

私は、ボタン操作とセンサー操作を併用してますが、ストレスのない良い操作感だと感じてます。

 

シンプルでスッキリした見た目


ライト部はアルミニウムでシンプルなデザイン。


見た目も安っぽさがなく、質感もとても良いです。


ベルトも一本でスッキリして、ハイスペックな機種には見えないコンパクトさで着用感も良いです。

 

高価格帯のヘッドライトですが、実際にフィールドで使ってみた使用感としては非常に満足してます。

 

イマイチな所…

これも良い所と同じく、私の用途・使用感に基づく個人的レビューです。

ただ、カタログレビュワーと違い、実際に使ってみてのレビューなのでご参考までに。

照射角度の調整幅が小さい

照射角度の調整はカタログ上60度となってます。

実際60度だと調整幅がやや小さく、手元の作業などもう少し下を向いてくれればということがあります。

まあ、赤色も白色も照射範囲が広角なので、その点そこまで気にならないと言えば気にならないのですが…少し気になりました。

光量の選択肢が少ない

光量は各モードで3段階…lowモードでも結構な明るさがあります。

もう少し明るさを絞りたいなと思うことがたまーにあります。

しかし3段階の明るさは絶妙なので、無段階調整のように微調整がいらないのは楽と言えば楽です。

バッテリーがやや重い

Array 2 Proはライト本体とバッテリーが分かれているタイプです。

頭に装着した際、後方のバッテリーがやや重量感を感じます。

立ち止まって作業をしている時や歩いているときなどの普段使いでは気になりませんが、走った時に若干バッテリーの揺れを感じます。

バッテリー容量が大きいので仕方ないのですが、長時間のランニングなどではもっと軽量なモデルの方が向いてるのかなと思います。

 

まとめ 迷わずポチってOK

前述した通り夜釣りやウォーキングなど使用頻度は高いのですが、使えば使うほど各モードの明るさや操作感、全体的な使用感の良さを実感し非常に満足してます。

まだ使い始めたばかりなので耐久性は分かりませんが、メーカーHPでは2年間の製品保証があるとのことなので、その点も多少安心かなと思います。

トータルであまりネガティブな印象はなく使いやすいので、アウトドアでの実用的なヘッドライトとしてオススメできます。