カブの積載力が大幅アップ! エンデュランス「リアロングキャリア」 クロスカブに取り付けて1年半レビュー

クロスカブを購入して約3年、色々カスタムしてきましたが、その中でも特にオススメできるカスタムパーツが今回ご紹介するエンデュランス製「リアロングキャリア」です。

クロスカブなどのカブユーザーの方は、キャンプやツーリングなどたくさんの荷物を積載して走る機会が多いと思います。

私もキャンプやタンデム、釣りなどで色々道具を積載してのツーリングがほとんどです。

純正のリアキャリアもかなり使い勝手がいいのですが、趣味や遊びで使うことが多い我々カブ乗りは慣れてくるともう少し積めればいいのになとどんどん積載欲が出てきますw。

私自身このリアキャリアを取り付けて1年半…実際にキャンプやツーリングで使い込んで、改めて良いパーツだと実感してます。

そして数あるリアキャリア選びでお悩みのカブユーザーの方にも自信を持ってオススメできるカスタムパーツです。

エンデュランス「リアロングキャリア」、取り付け方法から多くのメリットについてご紹介していきます(^^)



エンデュランス「リアロングキャリア」購入

 

購入はエンデュランス楽天市場にて、税込¥22000でした。

クロスカブ以外にも同型のスーパーカブやカブプロにも取り付け可能のようです。

クロスカブ用の延長キャリアは多数販売されています。

取り付け方法は簡単!

エンデュランス製のキャリアは純正キャリアに取り付ける延長タイプではなく、完全一体型のロングキャリアです。純正キャリアと入れ替えることになります。

純正キャリアの取り外し

キャリアは天板2ヶ所のボルトとリアショック上部のナット左右2ヶ所、計4ヶ所の固定です。

天板のボルトを外せばリアショック上部のナットは緩めるだけでOK。

 


こういう構造なのでスライドすれば外れます。

ロングキャリア取り付け

純正キャリアを外した逆の手順で取り付け…以上!

製品の精度が高いので取り付けもスムーズ。

分かりやすい取説も付属してますので、そちらを参考にすれば簡単に取り付けできます。

 

純正キャリアと比較してみた

カタログ上の数値は…

  • 純正キャリア      長さ400 幅300
  • エンデュランスキャリア 長さ555 幅280


並べてみても、かな〜りロング。
幅は純正より若干狭くなってます。

キャリア重量は…

  • 純正キャリア      2.0kg
  • エンデュランスキャリア 4.6kg

こちらは純正キャリアに比べ、エンデュランスは2.6kg増…
実際に持ち上げてもけっこう重いです。

正直車重は上がってしまいますが、荷物を積むにはこれぐらい頑丈なスチール製が頼もしいです。
この点積載派の私はポジティブに捉えてます(^^)

サイドバッグサポートが付属!

こちらのリアロングキャリアはお値段¥22000と若干お高く感じますが、なんと左右のサイドバッグサポートが付属しているのです。


もちろん造りも手抜きなしのしっかりとした仕上がりです。

他社のサイドバッグサポートは片側で約¥5000…左右で約¥10000。

そう考えるとリアキャリア本体と専用サイドバッグサポート左右込みで¥22000は高くはないと言えます。



エンデュランス製リアロングキャリアのオススメポイント

リアロングキャリアを取り付けて1年半、実際に使ってみてよかったところをまとめてみました。

①積載力アップ

キャンプツーリングをはじめ積載力が大幅アップしました。


キャンプツーリングでは大容量のボックスを積めますし、上下に積むのではなく前後に長く積載できるので、重心が下がり走行中の安定性も増します。

さらにサイドバッグまで使えば道具を選ばず好きなギアを好きなだけ持っていくことができます。

私のクロスカブはさらにプロ仕様のフロントキャリアがあるので積載は軽自動車並みですw。

②タンデムシート+αの積載が可能

純正キャリアではタンデムシートorボックスという感じでどちらか一方の積載になります。

こちらはロングキャリアなのでタンデムシートを取り付けた上で、さらにボックスを積載するスペースがあります。


私はSHADのリアボックスを装着してますが、タンデム時の背もたれにもなり非常に重宝してます。タンデムしなくてもリアボックスは便利なのでオススメです。機会があればまた別記事でご紹介します。


もちろん純正タンデムシート装着可能です。そしてこちらのキャリアは純正キャリアより少し幅が細いのでタンデム時も跨りやすいです。

カブでのんびりトコトコタンデムツーリングも楽しいです(^^)

③スチール製で頑丈

キャリアとして重要なポイント…純正キャリアより重量は増しますが頑丈なスチール製です。


そしてスチール製ですがキズやサビに強い塗装がされており、パッと見でもわかる質感高い仕上がりになってます。

キャリアとして安心してガンガン使えてガンガン積載もできますね。

(メーカー公称値最大積載量は8kg)

④専用サイドバッグサポートが使いやすい


前述しましたが、左右の専用サイドバッグサポートが付属してます。


こちらのサイドバッグサポートが秀逸で、私はサイドバッグの他にミニポーチや、穴あけ加工してボトルホルダーを取り付けしてます。

平らで丈夫なスチール製なので、サイドバッグに限らず工夫すれば色々カスタムできそうです。

ちなみに私がキャンプ時に使用しているサイドバッグはデグナーの防水サイドバッグです。
防水で使いやすいサイズなのでこちらもオススメ。

⑤荷台が平らで安定する


キャリアの天板は完全にフラットなので、ボックスなどの箱ものから長尺ものまで安定して積載できます。

純正キャリアに取り付けるタイプはどうしても接続部に段差が出ます。一枚もののキャリアはフラットで積載も安定してます。

⑥タンデムグリップ付き


純正キャリアと同様に、タンデムグリップが付いてます。

こちらは荷物を積載した時に、積荷の前ズレを防いでくれます。

走行時段差やブレーキなどの振動で、荷物はけっこう前後にズレます。このタンデムグリップがストッパーとしていい感じに荷物のズレを防いでくれます。

積載時のフックポイントとしても使えます。


ただタンデムグリップとしては前後シート間の隙間が少ないので、手が入らずほとんど使い物になりません(^^;)

 

気になるところも…

①センタースタンド立てにくい…

キャンプツーリング時に特に感じましたが、フル積載時はセンタースタンドを立てる時キャリアをつかみにくいです。

タンデムグリップとしてもつかみにくいように、荷物を積載してるとセンタースタンドを立てるときも同じようにつかみどころがありません。

またサイドバッグサポートのステーがあるので、キャリアのパイプ部分がつかみにくくセンタースタンドを立てにくいです。

これの解決法はズバリこちら「DRCサイドスタンド」

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過去記事もあります→https://konalog-outdoor.com/drc-stand/

②タンデムシートでキズが付く

これに関してはこのキャリアの問題ではありませんが、純正タンデムシートを取り付けるとキャリアにキズが入ります。


タンデムシートの接触部にこんな感じのキズが…
体重がかかる場所なので仕方ないですね…まあこれはタンデムシート側の問題ですが…

私はこんなもんだと割り切って気にせず使ってます(^^)

以上気になる点も少しありますが、色々なシーンで使ってきて私的にはほとんど不満はありません(^^)

まとめ

価格は¥22000と安くはありませんが、キャリアの面積が広がりさらにサイドバッグサポート付きと、積載に関してはこれ1セットでOK!

材質から塗装までキャリアとしての造りも非常に良くできていて、安心して長く使える逸品と言えます。


私もこちらのキャリアを取り付けてから、キャンプやツーリング、タンデムに釣り…積載だけではなく遊びの幅もグッと広がりました(^^)

エンデュランス「リアロングキャリア」オススメです!

 

YouTube動画紹介

取り付け当時の動画もよろしければご覧下さい(^^)