弱点克服!イワタニ「タフまるJr.」にピッタリな五徳2種 これで小さい鍋もOK!
車中泊キャンプでも愛用中のタフまるJr.、コンパクトで専用ケース付き、そして見た目もカッコイイ便利なカセットコンロです。
実際使いやすくて、車で出かける時はタフまるJr.しか使ってません。
↓タフまるJr.について詳しくは過去記事もご参照ください。
今回そんな便利なタフまるJr.をさらに使いやすくするアイテムを購入したのでご紹介します。
タフまる用五徳…2種類購入しましたw。
2セットではなく、それぞれ別商品です。
2商品の紹介になるので長くなってます(^^;;
目次
なぜ、タフまるJr.に別売り五徳が必要?
タフまるJr.の五徳はソロ用のコンパクトなコッヘルやシェラカップは載りません。
コンパクトなタフまるJr.はソロで使うことが多いのに、ソロ用のコッヘルが載らない点はイマイチです。
私もちょっと一杯コーヒーを飲みたい時などSOTOのサーモスタックを使いますが、これも載りません…同じようにサイズの問題で手持ちのコッヘルが使えないことは、タフまるJr.あるあるではないでしょうか。
そして以前、手持ちのユニフレーム「バーナーパット」を使いましたが、メーカーが「強い火力を優しい赤外線の熱に変える特殊耐熱鋼メッシュのバーナーパット。」と説明している通り、火力が落ちて沸騰に時間がかかりました。
バーナーパットは五徳としての使用には向いてませんでした。
そこで、それらの欠点を補うべく専用の五徳を購入することにしました。
元々使い勝手の良いタフまるJr.ですが、これで死角はなし!
タフまるJr.用五徳 2種
今回2種類の五徳を購入しましたのでそれぞれ紹介していきます。
パール金属ミニ五徳
私はAmazonで購入、価格は¥808でした。
高評価も多く日本製ということでとりあえずポチりました。
ストリックスデザイン サポートリング
こちらもAmazonで、購入時価格¥880。
パール金属のミニ五徳に少し不満があったので、こちらの方を追加で購入しました。
どちらも¥1,000以下と同じ価格帯で、五徳という役割も同じ。
しかし両者は材質・形状に違いがあります。
以下、それぞれ特徴についてお話しします。
パール金属ミニ五徳の特徴
まずは最初に購入したパール金属ミニ五徳から。
メリット
①小型コッヘルも安定
五徳の形状が特殊な形ですが、面がフラットで面積もあるので小さいコッヘルでも安定してます。
小型コッヘルを使用する目的としては、頼りになる安定感です。
また、五徳裏側には切り欠きがあり、タフまるの五徳にピッタリはまるのでガタつきもありません。
②鉄製で頑丈
材質が鉄製なので、頑丈で重量のある鍋でも安定してます。
上記①・②の形状・材質からしても五徳としての安定感は抜群です。
③タフまるJr.のケースに収納できる
これも大きなポイントです。
タフまるJr.の専用ケースに収納できるので、持っていくのを忘れるということもありません。
別に持ち運ぶとなると、色々面倒なのでケースに同梱できるメリットは大きいです。
④日本製
メーカーはキャプテンスタッグでお馴染みのパール金属です。
鉄製品は多数販売しており、ミニ五徳に関しては「日本製」となってます。
造りの信頼性はもとより、円安が進む昨今、以前に増して日本製品を応援したい気持ちもあります。
デメリット
①サビのリスクあり
鉄製ということで、そのうち錆びてくる可能性があります。
取説には「シリコン樹脂塗装」と表記されている通り、五徳表面はコーティングされてます。
触ってみるとザラついてゴムっぽい感触、耐熱性はどんなものでしょうか…
そして取説にも「使用状況により錆が発生します」と表記あります。
個人的にサビに関しては、五徳としての使用には関係ないし、その内発生するものと割り切って気にせず使用すればいいかなと思います。
ただ、シリコン樹脂塗装、熱した後は塗装が柔らかく、リフターで持ち上げたところ掴んだ部分が簡単に塗装が剥げました。気になる人は気になるかなと。
②蓄熱してすぐに片付けられない
ミニ五徳は鉄製で表面積もあるので、使用後は蓄熱して冷めるまではすぐに片付けることができません。
サッと使ってサッと片付けたい時は不便かも。
ストリックスデザイン サポートリング
後から購入のストリックスデザイン。
ストリックスデザインは聞き始めのメーカーでしたが、生活雑貨など販売されているようです。
サポートリングは家庭用コンロで小型エスプレッソメーカーを使ったりするようです。
元々アウトドア用ではありませんが、用途としてはタフまるに小型コッヘルを使用するのと同じですね。
メリット
①小型コッヘルが使える
②タフまるJr.のケースに収納できる
この2点はパール金属ミニ五徳と同じですね。
③ステンレス製でサビに強い
ストリックスデザインはステンレス製なので、コンロの直火で使っても錆びにくいです。
ここはパール金属との大きな違いですね。
④コンロの火力を妨げない
こちらは細い針金のようなステンレス製、コッヘルとコンロの炎の間に妨げが少ないので、コンロの火力がダイレクトに伝わります。
検証はしてませんが、こっちの方が湯沸かしも早いかも?
⑤すぐに片付けできる
ステンレスも蓄熱しますが、塗装されていることもなくシンプルな造りなので、ペンチやリフターで掴んで水で冷やすことも可能です。
すぐに片付けできますし、何より雑に扱えるところが良いです。
デメリット
①安定性は高くない?
五徳は細いリング状なので接地面が少なく、コッヘルの形状や重い鍋などは少し不安定です。
また、リングの溶接部分に段差があるため五徳はフラットではありません。実質支えるのはリング部分のみになります。
この点も安定性が高いとは言えないですね。
リングはタフまるの五徳の溝に嵌りますが、溝は浅いので固定力も高くはありません。
ここも使用時注意が必要です。
②耐久性が不安
こちらは中国製でリングの接合部、溶接している部分の耐久性がやや不安です。
五徳としては、コンロの直火にさらされるので、劣化して溶接部が外れてしまう可能性もあります。
万が一調理時に破損すると困るのでここは少し心配です。
結局どちらを使う?
結論として、私はストリックスデザインのサポートリングを使うことにします。
今回2つの五徳を比べてみて、前述したようにどちらも一長一短ありました。
小さいコッヘルを載せるという点では両者差がありません。
しかし、パール金属ミニ五徳のシリコン樹脂塗装の弱さと蓄熱して冷めにくい(すぐ片付けできない)点は不満でした。
サポートリングはステンレス製でアウトドア用途としてタフに使えそうです。
安定性は劣るかもしれませんが常時必要な物でもないので、このシンプルな形状の方がスッキリして気に入りました。
どちらもタフまるJr.にピッタリの五徳なので使用用途に合わせて選べば良いかと思います。
そしてどちらもタフまるJr.の専用ケースに収まります。常備しておけばコッヘルを選ばず使えるようになるので、タフまるJr.ユーザーの方に激しくオススメです。
私もまだ購入して間もないので、また実際使い込んでみてのレポートもSNSや追記でレポします。
長文最後までありがとうございました。