クロスカブ(JA45) 『エンデュランス・グリップヒーターSP』
「寒い冬でも快適にツーリングを楽しみたい!」
そんな思いからクロスカブにグリップヒーターを取り付けています。私が選んだグリップヒーターはエンデュランス製の「グリップヒーターSP」です。
クロスカブ用グリップヒーターは純正オプション含め数種類あります。なぜこちらを選んだのか?実際使ってみての使用感についてご紹介します。
商品紹介
エンデュランス・グリップヒーターSP
メーカー直営サイトはこちら
メーカー希望小売価格¥12,200(税別)
購入時期は2020年の10月、シーズンに入るとすぐに完売するので早めの購入をオススメします。私はメーカー直営ヤフーショップで、定価購入しました。
多機能でスッキリしたデザイン、パッと見グリップヒーターを取り付けていると分かりません。
スイッチも薄型で目立ちません。
そしてヒーターが全周巻きということもこちらを選んだポイントになります。他メーカーの物は半周巻きなどもあるようなので、選ぶ際は要チェックです。
私がこちらを選んだ理由としては上記の2点ですが、「エンデュランス」というメーカーの信頼性が一番大きいです。
クロスカブ用パーツだけでも豊富にラインナップされていて、どれもクオリティーが高く仕上がってます。そのエンデュランスが販売しているグリップヒーターなら間違いないかと…特に電気機器はメーカーの信頼性も大事だと思います。
そして今回セットで購入したのがこちらのクロスカブ用取り付けキットです。
グリップヒーターSP自体は汎用品で、こちらはクロスカブ専用のスロットルパイプと電源ハーネスがセットになってます。
純正のスロットルパイプだと一部加工が必要ですが、専用スロットルパイプだとそのままヒーターグリップが取り付けできます。電源ハーネスも車両のグリップヒータ用カプラーに接続するだけで簡単に電源が取れます。
取り付けが簡単にできるので専用キットもセットで購入することをオススメします。
取り付け
付属の説明書に従い作業を進めていきます。
ここでは詳しい作業は省略しますが、私的に苦労した所は…
・バーエンドの取り外し
これは以前バーエンド交換した時に一度外してたのでスムーズにいきましたが、初めて外すときネジロックがしっかり付着してるのでショックドライバーが必要。
私は購入店に頼み、純正バーエンドのネジを緩めてもらいました。
・ヒーターグリップの差し込みがかなり硬い…
ヒーターグリップの内側はゴムのグリップと違って硬くて伸縮性がほぼないため、スロットルチューブに差し込む時かなり入りにくいです。
おそらく一度取り付けると、取り外しはかなり困難だと思います。グリップから出ているコード向きの位置合わせは慎重に。
特に気になったのはその二点ぐらいです。
電源の取り出しは、元々車両側にグリップヒーター用カプラーがあるので、専用ハーネスを接続するだけで簡単です。
DIYが難しい場合は、ショップに取り付けてもらいましょう。
取り付け完了!
バーエンドとの隙間が若干気になりますが、スイッチ・グリップ・バーエンドと引き締まったデザインで、スッキリしてます。
私的にはここまでは思った通りで満足。
メリット・デメリット
メリット
- スッキリしたデザイン。
- 操作感が良い。グリップを握ったままスイッチを使える。
- ヒーター全周巻きはやはり暖かい。
- 太すぎず握りやすい。
- 小排気量車用に最大出力設定機能が付いているためバッテリーに優しい。
デメリット
- 多機能だが、表示がLEDだけなので各種設定がしづらい。
- クロスカブのバッテリーでは過負荷に注意。(最大出力設定は必要)
- バッテリーチェック機能は目安程度。正確な電圧までは分からない。
大まかなメリット・デメリットはこんな感じです。
さらにしばらく使い込んでみて気付いた点があります。
実際使ってみて
ハンドガードとの相性が良い
秋口の寒くなり始めた頃だと、このようにハンドガードを取り付けていると手に当たる風が軽減されるので、薄手のグローブでもグリップヒータの効果が抜群でした。
元々防風効果を狙ってハンドガードを取り付けていましたが、グリップヒーターとの相性は良いです。
私が使用しているのは「ZETA インパクトハンドガードX3」です。
取り付け簡単で見た目もクロスカブによく似合います。
以前動画も撮ってますのでよろしければそちらもご参考にして下さい。
ハンドルカバーとの相性は…イマイチ
本来ならハンドルカバーとグリップヒーターの組み合わせは、「こたつ」と呼ばれるほど手の防寒としては最強なんです…
しかし上記の画像のように、スイッチのLEDランプが隠れてしまい作動状況が分かりません(^^;)
ちなみに使用しているハンドルカバーはこちら↓
このハンドルカバーはオススメなんですけど、このグリップヒーターとの組み合わせはこんな感じになります。
他の物だと問題ないのかもしれません。
さらにこちらのハンドルカバーで問題が…
しばらく走っているとスロットルが重く感じました。始めは気のせいかと思ったのですが、アクセルを戻すときも手で戻さないと戻らないぐらい重いのです。
そしてじっくり観察すると…グリップが太くなったので、ハンドルカバーの穴がキツくなりアクセルの開閉に影響を与えていたのです。
アクセルが戻らないのは危険なので、すぐに対策を考えました。
結果…ハンドルカバーの穴を拡大。
ハサミでカットしただけですが、なんとかスロットルの動きもスムーズになりました(^^;)
まとめ
スッキリした見た目で選んだ「グリップヒーターSP」でしたが、そのデザインが裏目に出た感がありますね。
私としては、別体の電圧計付きスイッチの「グリップヒーターHG」の方が良かったです。
とは言え、やはりグリップヒーターとハンドルカバーのセットは、寒い時期のツーリングでも手元ポカポカでとても快適です(^^)
皆様のグリップヒーター選びのご参考になりましたら幸いです。