天板積載が便利なリアボックス『SHAD SH40CARGO』クロスカブで1年レビュー
カブの楽しみのひとつである「積載」
特にカブの大きいリアキャリアに取り付けるボックスは、定番アイリス箱などのRVボックスからGIVIなどのトップケースまで選択肢はたくさんあります。
私自身クロスカブに乗って3年、主にキャンプツーリングでいろいろなリアボックスを使ってきました。
そして去年エンデュランスのロングキャリア取り付けを機に、さらなる実用性向上のためトップケース「SHAD SH40CARGO」を取り付けました。
天板のカーゴ部分の積載が特徴的なSHAD SH40CARGOですが、実際1年ほど使い込んで、天板積載の他にもたくさんのメリットがあることを実感してます。
今回はクロスカブはもちろん全車種にオススメなトップケース「SHAD SH40CARGO」についてご紹介します(^^)
目次
プラスαの積載力「SHAD SH40CARGO」
2021年8月現在、Amazonでは約¥16000で販売されてます。
私が購入したのはまだ前車セローに乗っていた2017年、ボックス天板の積載が決め手でこれを選びました。
カブ程の積載力がなかったセローでは天板積載が大活躍しました。
なつかしい写真ですが、当時のキャンツー動画も実は限定公開でUPしてます(^^)
SHAD(シャッド)ってどうなん?
SHAD、オフィシャルではシャッドと読むようです。シャッドは1973年にスペインのバルセロナで誕生した歴史あるリアボックスブランドです。
日本ではGIVIの方が有名ですが、SHADも世界的に商品提供されている一流メーカーです。格安ボックスとは違い、造りや品質も高く安心して長く使えます。
SHADのホームページはコチラ→http://www.shad-japan.com/
私も購入前は「SHAD?どこのメーカー?…なんて読む?…」と思ってましたが、ホームページを見ればコンセプトや商品ラインナップまで詳しく載っていて、これは大丈夫だと確信しました。気になる方はチェックしてみてください。
実際使って分かったメリット
クロスカブに取り付けて1年、買い物からキャンプ、タンデムなどいろんなシーンで使ってみて多くのメリットがありました。
天板のカーゴキャリアでプラスαの積載力
SH40CARGOの特徴でもある天板部分のカーゴキャリアは、ボックス内に収まりきらない荷物やすぐに使いたいカッパや防寒着などを積むのに非常に便利。そしてボックスの容量40Lと合わせるとかなりの積載力アップ。
キャンプの時は薪を載せることもできます(^^)
カーゴキャリアはフラットで後方は跳ね上がり、荷物を積載しやすい形状になってます。
私はネットやロープのフックを引っ掛けやすいようにパラコードで輪っかを作ってます。このカスタムはオススメ。
開閉にキーは不要
天板積載も便利ですが、このシステムもとても便利!
メーカー動画でわかりやすく解説されてます。
プレロックシステムといってこちらのボックスは、開閉時にいちいちキーを挿す必要がありません。ここはGIVIと大きく異なるポイントです。
実際に使っていても意外と開け閉めするシーンが多いので、これは非常に便利でお気に入りのポイントです。使ってみるとこの便利さがよーく分かります(^^)
もちろんキーロックすることも可能なので防犯上の心配もありません。
買い物やツーリング先でも荷物を入れたままバイクを離れることができるので、身軽に動けて快適です。
特にカブは積載力があるもののメットインなどの収納がないので、キーロックできるトップケースを取り付けると一気に利便性がアップします。
かんたん脱着
トップケース本体はワンタッチで簡単に脱着できます。
RVボックスやツーリングバッグはロープやベルトなどで固定するので脱着がかなり面倒です。
私の場合はキャンプツーリングやラーツー時に、トップケース本体を取り外してチェアの側に配置してます。
よく使う道具を中身そのまままとめて移動できるので楽チンです。
雨が降ればフタを閉めるだけ、片付ける時も中身そのままでキャリアにポン。
めちゃ便利です(^^)
雨が降っても大丈夫
完全防水ではありませんが、メーカー説明でも「全天候型の防水性」との記載があります。
多機能なツーリングバッグも便利ですが、雨天時はレインカバーをかぶせる必要があったりします。本格的な雨はもちろん通り雨程度だと、いちいち停車してカバーをかぶせるのは面倒です。
カーゴキャリアは上蓋に4ヶ所のボルト固定ですが、ゴム製のOリングが付属してますので多少の雨でも大丈夫です。
実際雨の中走行しましたが、中の荷物が荷物が濡れることはなく防水性はあります。
山間部のツーリングによくある、思わぬにわか雨も心配ありません(^^)
タンデムしやすい
私のクロスカブはエンデュランスのロングキャリアを取り付けているため、リアボックスを取り付けたままタンデムシートを取り付けることができます。
クロスカブは小排気量なので長距離のタンデムは向いてないですが、近場をブラリ散策する程度ならタンデムツーリングも楽しいものです。
オプションのバックレストも取り付けました。これで背の当たりも少しやわらぎます。
後部席に人を乗せる場合も後方にボックスがあるだけで安心感があります。
デメリットは?
ベースプレートの取り付けが難しい…
SHADのベースプレートは意外と取り付け用の穴が少なく、キャリアとの位置合わせに苦労しました。
また付属の取り付けの金具やボルトでは綺麗に取り付けできなかったので、長さの違うボルトやスペーサーをホムセンで購入して納得いく形で取り付けしました。(仕上がりにこだわらなければ付属品でいけると思います。)
これに関してはキャリアとの相性もあると思うのでご参考までに(^_^;)
ベースプレートのゴムが取れやすい
ベースプレートに付いている4つのクッションゴム…これが取れてしまうことがあります。
重い荷物を入れたボックスを支えていると、クッションゴムがボックスに吸着してボックスを取り外すときにちぎれてしまうようです。
同じことがGIVIボックスでもありました。
GIVIはこのクッションゴム単品で販売されているのですが、困ったことにSHADは単品販売がありません。
まさかベースプレートごと買い替えるのももったいないので、同じ厚みのゴム板を購入しカットしてゴム用ボンドで自家補修しました。
仕上がりがガタガタですが今のところこれで間に合ってます(^_^;)
構造上ゴムがちぎれてしまうのは仕方ありませんが、こういう細かい補修パーツが販売されていないのはとてもに困るし残念です。
予防策としてちぎれる前にボンドで補強しておくことをおすすめします。
重量アップ
本体重量が約4kg、荷物を入れてさらに重量が増えます。
乗り味や操作性が変わります。停車時の取り回しにも注意が必要です。
載せすぎ注意(^^)
YouTube動画紹介(コナログアウトドア)
取り付け時に撮影したものです。静止画で伝わりにくい部分もお伝えできるかと思います。
この時から1年以上経過しましたが今も欠かせない便利アイテムです。
まとめ
SHAD SH40CARGOはYouTubeコナログアウトドアのクロスカブ動画でも何度も登場しています。
街乗りから釣り・キャンプ・タンデムツーリングなどのレジャー用途まで幅広く大活躍!
そしてカブ遊びには相性抜群ですね(^^)
リアボックスはいろいろありますが、「SHAD SH40CARGO」オススメです!