コスパ最強!イワタニ「FORE WINDS マイクロキャンプストーブ」 SOTO STー310比較レビュー
カセットガスタイプのアウトドア用シングルバーナーを新調しました。
タフまるでお馴染み、イワタニ製「FORE WINDS マイクロキャンプストーブ」!
同じくアウトドア用のシングルストーブは長年SOTOのST310を使用してきました。
これについては詳しく話しませんが、使い慣れているので特に不満もありません。
今回新たにマイクロキャンプストーブを新調した理由としては、「安かったから!」以上w。
2021年に発売時、定価税込約¥7,000という微妙な価格でしたが、キャンプブームも落ち着き気づけば¥4,000を切った価格で販売されていました。
私の用途としては常時車載用で、食事やコーヒーに使用してます。
購入して半年ほど経過して、使うほどにマイクロキャンプストーブのメリット・デメリットが分かってきましたので、ここらでレビュー致します。
目次
購入・価格
2024年4月現在、メーカー価格¥7,150税込。
実売価格は¥4,000台後半のようです。
私は2023年11月に購入しましたが、その時の価格は¥3,888でした。定価の約半額で販売されていました。
価格だけで見ても、アウトドア用シングルバーナーが¥4,000は普通に安いです。
特徴・基本スペック
コンパクトさと軽さにこだわったアウトドア用シングルバーナーカセットボンベタイプのため手軽で、幅広いアクティビティでの活用が可能。各部の設計を見直し、重量約186g のライトウェイト仕様が実現しました。持ち運びに便利なEVA ケースが付属しています。
- 最大発熱量2.3kW(2,000kcal/h)
- 本体重量約186g
- 連続燃焼時間約120 分(カセットガス FORE WINDS ノルマル使用時)※1
- 使用時寸法(幅)109×(奥行)109×(高)122mm
- 収納時寸法(幅)71×(奥行)57×(高)120mm
- 使用できる鍋の大きさ目安として18cmまで(鍋底が16cm以下)
- 点火方式2アクション圧電点火方式
- 使用ガスカセットガス FORE WINDS ノルマル、イワタニカセットガス、イワタニカセットガス パワーゴールド、イワタニカセットガス ジュニア
- 生産国日本
カセットガス式の中でも軽量コンパクトなシングルストーブで、火力等基本スペックは実用に問題ありません。
セミハードの専用EVAケースが付属してます。
そしてマイクロキャンプストーブは「日本製」です。
実際使ってみて良かったところ
とにかく安い!
まずは購入理由でもある価格…実売¥4,000程としっかりとしたケースまで付いてこの価格は安い。
私はあまり道具や物を増やさないように心がけてますが、この安さで思わずポチッとしちゃいました。
ライバルであるSOTOのST310に比べるとかなりお得です。
これからキャンプを始めたい方や、サブのシングルバーナーとして買い足すにも手軽に他が出せる価格です。
もちろん安いだけでなく、後述するように実用的にも使いやすく造りもしっかりしてます。
軽量・コンパクト
本体重量は186g、ST310の330gに対して約半分の重さ。
手にした感覚としてもマイクロキャンプストーブは軽いです。
本体は手のひらに収まるサイズ感です。
ジャストサイズの収納ケースは、セミハード素材でかなりしっかりしてます。
付属の収納ケースがチープでしっかりしたセミハードケースを別売するメーカーもありますが、イワタニさんは初めからしっかりしたケースを付属してくれてます。
このケースに収納してもコンパクトですし、ケースがしっかりしてるのでパッキングしやすいのも高ポイントです。
簡単に展開できる
折り畳まれた状態からの展開は、脚と五徳を広げるだけと簡単です。
各部の動作も硬すぎず緩すぎずスムーズです。
点火がスムーズ
開栓つまみを開き、点火スイッチを押す…という一般的なガスストーブと同じ流れで使用します。
マイクロキャンプストーブが秀逸な点として、この開栓つまみと点火スイッチの位置が使いやすく、一連の流れが非常にスムーズです。
この時のキャンプはマイクロキャンプストーブをメインで使ってます。
これも比較になってしまいますが、ST310は点火スイッチが奥にあり点火しにくい。
スイッチの延長パーツもありますがもちろん別売です。
風に強い風防付きバーナーヘッド
マイクロキャンプストーブのバーナーヘッドには風防が付いていて防風性もあります。
一方ST310は、風防なし。
こうしてマイクロキャンプストーブのメリットを見てみると、バランス良く使いやすく仕上がってます。
さすがイワタニと言ったところでしょう。
ここが気になる…(デメリット)
コンパクトなアウトドア用シングルバーナーとしては、使ってみても大きなデメリットは感じません。
あえて言うなら…という所で。
五徳が小さい?
五徳は4本ありますが、コッヘルとの設置面積は小さく、特に大きな鍋だと不安定です。
カタログにも鍋のサイズは「目安として18cmまで(鍋底が16cm以下)」と記載あります。
シェラカップは問題なく置けます。
ソロ用のコッヘルならほぼ問題なさそうです。
私は念のため輻射熱防止のためにこんなパーツを購入しました。
こちらは収納ケースに収まります。
本体が安いので、遮熱板にこの価格はちょっとお高いですね。
とりあえず購入してみましたがほとんど使ってません。
まとめ:即ポチOK!高性能低価格のハイコスパ製品
私も「安いから」と言う理由でとりあえず購入しましたが、実際使ってみると非常に使いやすく今ではタフまるJr.と使い分け、2台ともイワタニ製品がメインで活躍してます。
日本製で信頼性が高く、展開から点火までバーナーとして使いやすい、さらに頑丈なセミハードケース付きと必要な物は全部入り!そしてお値段¥4,000!
発売から3年ほど経過して新しさはありませんが、これはノールックでポチってOKな名品です。
最近SOTOの新型ST350が発売しましたが、価格含めトータル的なバランスではマイクロキャンプストーブの勝ち…と個人的に思います。
じっくりご検討をお楽しみください。